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☆オリジナルTシャツの作り方☆
その@

 

オリジナルTシャツを作ろう

文化祭などのクラスTシャツやサークルのオリジナルTシャツなど、とにかく自分たちだけのお揃いのオリジナルTシャツを作ったことがある方も多いと思います。
このときに基本的には業者に委託することが多く、これは枚数を多く委託しないと1枚あたりの値段が決して安いとは言えないものばかりです。

そこで、「オリジナルTシャツの作り方」では、この業者や市販のTシャツの製造方法と同じ手法で同等のクオリティーのオリジナルTシャツを手作りで作ってしまおうという情報をまとめています。
その手法とは、シルクスクリーン・プリントと呼ばれています。

この方法を使って業者がTシャツを作っているのです。

自分でオリジナルTシャツを作れば印刷するための材料やTシャツだけで費用は済みますので、少ししか作らないと料金が高くなる業者委託よりも確実に安価にオリジナルTシャツを作ることが出来ます。

オリジナルTシャツはみんなで同じTシャツを着て一体感を高めたり、自分だけのオリジナルTシャツは世界でたったひとつのデザインだったり、とてもメリットがあります。
市販のTシャツもいいですが、自分が着たいと思うようなオリジナルTシャツを作ってみましょう。

 

シルクスクリーンプリントとは?

シルクスクリーン・プリントとは、アイロンプリントとは違い、Tシャツの生地にインクを染み込ませる形でオリジナルTシャツを作っていきます。
インクを直接染みこませるために、洗濯してもボロボロになることなくキレイな仕上がりになります。

まずはデザインを作り、それをシルクスクリーンという網状のスクリーンに写し、その網の上からTシャツに向かってインクを摩り下ろすとTシャツに網から漏れたインクが染み込んで印刷される、といった感じです。

これはある意味版画と同じで、このシルクスクリーンが版になるわけです。
版は1つ作れば、その版を使って何枚も印刷物を印刷できます。
このシルクスクリーンの版も1つ作ってしまえば同じデザインのオリジナルTシャツを何枚も印刷することが
可能なのです。

シルクスクリーンの良い点

シルクスクリーン・プリントのメリットは何といっても印刷された部分がとてもキレイに仕上がり、
洗濯してもアイロンプリントのようなボロボロ感がないことです。

直接Tシャツの生地にインクを刷り込むことでTシャツとデザインの一体感が生まれます。
この方法で市販のTシャツも作られていますので、デザイン次第では市販のTシャツかと間違えるような
オリジナルTシャツを作ることができます。

また、シルクスクリーンの版を作ってしまえば、あとはそのスクリーンを使って何枚も同じデザインの
オリジナルTシャツを作ることが出来ます。

シルクスクリーン・プリントによるオリジナルTシャツ製作にかかる費用は印刷道具が約1万円程度とTシャツだけです。Tシャツは一枚400円程度から買うことができるので、何枚も刷ることを考えると
業者に委託するよりも安価にオリジナルTシャツを作ることができます。

また、デザインの違うものを作ろうと思ったらまたシルクスクリーンを作れば簡単に違うデザインの
オリジナルTシャツを作ることが出来ます。

そして業者委託とは違う部分が、自分でTシャツの生地、ブランドを選べる点です。
無地Tシャツにはいろいろなブランドがあり、生地の厚みや縫い方が違います。
できれば良い品質のものを自分で選びたいものですよね。

また、Tシャツだけでなく、コットン100%のロングTシャツやタンクトップなどにも印刷することができ、
オリジナルTシャツだけではなく、いろいろなオリジナルグッズを作ることが可能なのです。

シルクスクリーンの悪い点

シルクスクリーン・プリントのデメリットは、多色刷りが難しいことです。
版画でも、基本的には1色で刷りますよね。
1回の印刷で全体にインクを刷り込むことで基本的には1色で一気に刷ってしまうのです。

ここで多色刷りする場合はシルクスクリーンを色別に用意し、色を塗り替える部分に
それぞれ印刷することになります。
これでは印刷部分がずれてしまったりすることもあり、それなりの慣れが必要です。

また、シルクスクリーンにオリジナルデザインを入れて版を作る際の失敗とTシャツに印刷するときの
失敗がついてまわります。
スクリーンを版にする場合に太陽を利用して版を型抜きしますが、これで失敗する場合がとても多いのです。

そして版からTシャツへの刷り込みのときに、版が少しでもずれてしまうと、Tシャツにインクがずれてついてしまったり、刷り込みが足りないと薄い部分と濃い部分などにまだらになってしまう場合があります。

印刷工程では、印刷で使ったシルクスクリーンは一回一回洗い、乾かしてからでないと次に印刷する
Tシャツが汚れてしまうのでそこの手間もあります。

しかし、これらは物を作る上では当たり前のことであり、しっかりと工程を踏んでいけば成功しますので、
ぜひオリジナルTシャツ作りにチャレンジしてみてください。

 

まず用意するもの

○シルクスクリーン

まずシルクスクリーン・プリントで必要なのがこのシルクスクリーンです。
実際はシルクスクリーンに感光剤という液体を塗布して、網目を埋める液体も用意して塗布してからが正確なシルクスクリーンとなるのですが、その作業も大変な作業で失敗することもあり得るので、その手間を省くことも考え、TシャツくんというオリジナルTシャツ作成キット用のシルクスクリーンを使いましょう。

これには最初から感光剤が塗布してあるので、あとはオリジナルデザインを作ってこのシルクスクリーンに太陽を当てるだけで版ができます。
シルクスクリーンの大きさはいくつかありますが、A4サイズであれば、35cm*35cm程度でいいでしょう。
また、スクリーンには網目の大きさにいくつか種類があります。
この網目の大きさが小さければ小さいほど細かい印刷表現が可能です。
普通は120Mでいいでしょう。
細かすぎるとインクが下に落ちにくかったりしますので120Mがベストでした。
この数字が小さいと目が粗くなり、大きくなります。

○インク

シルクスクリーン用のインクが発売されています。
これもオリジナルTシャツ用のキットがあり、その消耗品として発売されている水生インクを使います。
インクは100g程度でも大丈夫だと思います。

刷り込んだ後のインクは割り箸などでシルクスクリーンから取り、インクボトルに戻せばあまり
印刷でインクが消耗することはないかと思います。
もしも大量に印刷する場合は300gぐらいあると安心です。

インクには各色揃っていて、生地の色と合わせていろいろなバリエーションのオリジナルTシャツを
作ることが出来ます。
また、このインクは混ぜて新しい色を作ることも出来ますので、幅はかなり広いと言えます。

○スキージー

シルクスクリーンからTシャツにインクを刷り込む際に必要なものです。
これを使って刷り込みます。
このスキージーには素材の種類がいろいろとあるようですが、基本的に一番安い樹脂製のもので大丈夫です。私は樹脂製のものを大きさを変えて2つ買いました。

なぜかと言えば、大きなデザインのものを刷るときは23cmのものを使って一気に印刷し、小さいプリントには小さい11.5cmのものを使います。2種類あると作業効率がとてもいいのでお薦めです。

小さいプリントをしない場合は23cmあればA4サイズのものはプリントすることができると思います。
オリジナルTシャツ製作においてなくてはならない道具の1つです。

○スプレーのり

シルクスクリーンにオリジナルデザイン画を貼り付けて、版を作るときに必要になります。

最初はのりなんて使わないだろうと思っていましたが、実はシルクスクリーンとデザイン画がぴったりとついていないと、隙間に太陽光が入ってしまい、うまくデザインの型が抜けないのです。
また、スプレーのりは簡単に剥がすことが出来るのでとても便利です。

何枚もシルクスクリーンの版を作る場合はけっこうスプレーして使ってしまうので大きいものを買うか、数本買っておくといいと思います。
私は10枚程度使って1本がなくなってしまいました。

基本的にこのシルクスクリーンを太陽で露光する作業での失敗が一番多いのでしっかりと基礎を固めておきたいですね。

○修正ペン

シルクスクリーンにオリジナルデザイン画を型抜きできたとします。
ここで網状になっている部分からインクがでていくのですが、デザイン部分以外のところにも傷などで穴が開いてしまった場合、ここからもインクが生地に漏れてしまいます。

その穴を修正する液体があり、それをスティック状のペンで塗ることで穴を塞ぎます。
太陽露光の時点で軽く失敗して、デザイン部分周辺が網状になってしまった場合などは確実にこの修正ペンを使うことになります。

また数枚から10枚程度プリントすると、たまにシルクスクリーンに穴があいてしまうことがあるので、その都度確認してすぐに修正ペンで穴を塞ぎましょう。
Tシャツにインクが汚く落ちてしまってからでは遅いですからね。

○OHPフィルム

デザインをパソコンなどから印刷し、シルクスクリーンに型抜きするにはこのOHPフィルムが必要です。
なぜOHPフィルムが必要かというと、太陽露光の際にデザイン部分以外の空白部分をより多くの太陽光がシルクスクリーンに当たるようにするためです。

シルクスクリーンは太陽や電気の明かりに当たることで水に濡らしても大丈夫な形状に変化します。
これを露光といいます。
この露光させない状態で水につけるとどうなるでしょうか。
そうです、表面のコーティングされた感光剤が溶けてしまい全てが網戸のような網状になってしまいます。

シルクスクリーンはこの網の部分からインクを刷り込む、すなわち、デザイン部分が網状になり、それ以外の部分はインクを通さないような形状にするわけです。

ということはインクを生地につけたい部分には太陽を当てないで、あとで水につけたときに網状になるようにすればいいのです。

そこに黒いインクで影を作り、そのほかの部分はできるだけ太陽光が当たるようにするにはこの透明のOHPフィルムが必要になってくるというわけです。

○ミニ黒板やコルクボードなどの木枠

ミニ黒板やコルクボードなどの木枠はシルクスクリーンを張る枠となります。
この枠にシルクスクリーンをたるみなく張り、これで版画の版が完成という形になります。
100円ショップなどで売っているので探してみてください。

これら以外にも写真たてなどの枠も使えますが、できるだけA4程度の大きさのものを選ばないと大きなプリントはできないので、太陽感光したあとにサイズを確かめて枠を買うか、OHPフィルムなどで大きさを確かめてから買いましょう。

また、大きい枠はあまり売っていないことが多いのでシルクスクリーンを作る前に枠だけを確保しておくのがいいでしょう。

枠はできるだけしっかりした作りのものを選んでくださいね。

 

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